コラム:詐欺メールにご注意!再び

先月、盛大に腰を痛めてしまい(苦笑)、以降まったくもって体調がヨロシクありません(さらに苦笑)。
なかなか起き上がれず、歩行も足元がおぼつかず…毎日の晩ご飯用の食材の買い出しもヤバい。

…と言った中、またまた届きましたよいわゆるひとつの詐欺メール!
そんな訳で、今回もその詐欺メールについて騙ってみたい、違った(笑)、語ってみたいと思います。

ある日、突然「クレジットカードが使えなくなった」「不正アクセスが有ったのでパスワードを変えてくれ」なんてメールが届いたら、焦りますよね?
「まさかそんな」と慌てて、そのメールから対象のサービスサイト等のリンク先へ飛ぼうとしてしまいませんか?

でも、それは世間的に言うフィッシング詐欺メールの、オーソドックスな手口かも知れないのです。
ではこれらについて見ていきましょう。

  • 大手企業やショップを騙るメール

  • アドレスが正しいか必ず確認する

  • 巧妙な偽装ページに注意

  • まとめ

①大手企業・ショップを騙る

殆どがこのパターンですよね。
皆さんが良く利用されるオンラインショップや、銀行などなど。
名前を出して、「不具合出てるからチェックして下さい」と言った内容のメールが届くと、うっかり指示に従ってしまいがちです。
また、今回ワタシが頂戴したAmazonからのメールなどは、普段買い物をした後で届く確認メールと全く同じスタイルのレイアウトで届きました。
一瞬、本物と思い込んでしまいそうになりますw

以前、何度かこのブログ記事として書かせて頂いていますがアドレスだけで信用しないことが大切です。
また、名前だけで判断するのも危険だと思われます。

 

 

②アドレスは本物か

最近は、うまくスクリプトを駆使してアドレス自体も本物を偽装してくる輩も存在するので、気が抜けませんね。
パッと見で「ウソ」だと判るアドレスならまだしも、上手く似た物を使っていたり、上記の様に巧みに騙してくるので堪ったもんじゃありません。
なので、まず正しいアドレスかどうかを確認しましょう。
ワタシはiPhoneユーザーなので、今回の確認方法はiOSでの確認の仕方となります。
なによりも大切なのは、例えアドレスが正しい様に思えてもメールから直接当該サイトへ飛ばない事です。
ホント、これ重要ですよ。
例え、全うな本物メールだったとしても、面倒くさくてもネットから当該サイト上で確認して下さいね。
これはスマホに届いたメールに限らず、PCに届いた場合も同様です。

 

 

③巧妙な偽装ページに注意

様々なサイトやブログなどでも繰り返し語られている事ですが、最近に限らず誰が見ても正当な公式サイトじゃないか!と思ってしまえるほど、精巧な作りをしたフィッシングサイトが数多く存在します。
画像でお見せできず、申し訳ないとは思いますが…「どこがどう詐欺サイトなのよ」と言わしめる程に凄く良く出来ているサイトも多いんですよね…。

騙されるパターンとしては
メールからリンク先へ飛ぶ→送信元(騙られている対象のサイトを偽装)サイトへ飛ぶ。
まぁ、ここまでは被害が余りないらしいですが、ワタシは信用していません(笑)。
そこから、ショッピングサイトや銀行などだと、IDとパスワードを要求してきますが、これが大変危険です!
入力し「送信」した途端、怪しいスクリプトが裏で動作し、詐欺を行っているサイトへと送信されてしまうんですよ。
個人情報を不本意ながら提供してしまったという形になってしまいますね。
その結果、近いうちに謎の請求が、しかもとんでもない額で届いたり、あるいは買った記憶の無い超高額な商品の請求書が届いて支払いを求められてしまうかもしれません…。

だからこそ、メールから直接サイトへのリンク先をクリックして飛ぶのは危険な行為となる訳です。

④まとめ

今まで、自分が見てきたフィッシング・詐欺メールの対処法について、書いてみましたが貴方の所へはこういった変なメールは届いていませんか?

何でもかんでも疑うのはいけないとは思うものの、多種多様なオンラインサービスがある現在、楽をしてお金もうけをしようとして、人を騙す輩も増えてきています。
以前だと海外からの詐欺メールが多く、しかもメールの文面が余りにも妙な日本語だったりして、即「あっ、これ偽物だ」と気付けていたんですが、最近はとんでもないです。

いわゆるAIの便利なツールが出回り始め、そういった〝おかしい〟文面が鳴りを潜め始め、文面からは判断出来なくなって来ており、そういう意味でも騙されてしまいそうになるのです。

ま、まぁ…一番良いのはネットで買い物をしない、ネット上で何かの契約をしない事(さらに言えばリアルでも契約の書類を交わさない事…?)でしょうが、さすがに現代でそれは無理ですね(^^;;

ですので、自分の個人情報を守るための最低限の事として、メールからは直接リンク先を訪れない事。これが現在私達が出来る小さいけれど、とっても大切な対処法なのかも知れません。

最後に、詐欺メールなどの注意点などを詳しく掲載・説明している頼りになるサイトをご紹介しておきますので、気になる方は是非参考になさって下さいね!(あっ、ここからのリンクは安全ですのでご安心を★)

独立行政法人 国民生活センターさま

一般財団法人 日本データ通信協会 迷惑メール相談センターさま