趣:kalita珈琲ミル(手動)のお掃除

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…と云う訳で、愛用中のkalitaの珈琲用手動ミルを掃除目的でバラしてみました。
この画像は、ワタシが愛用しているKalitaの珈琲ミル「KH-3AM」です。。

ミルをバラして見ると判るんですが、内側の挽くための部分には使っていく内に挽いた珈琲の粉などが貼り付いていきます。
すると、どんどんミルとしての能力が低下していくんですよね。

また、そのまま使い続けていると、以前の挽いた豆の粉や皮などがカビたり酸化して、せっかくの珈琲の味が落ちてしまいかねません(^^;;

ワタシの場合は、普段から愛用している先輩ミル(小型のミルを先日購入したので…)なので、古くなっちゃいましたが、大切に使いたいと云うのが今回メンテしてみようと思い立った理由だったりします。

…この記事、二つに分けても良かったんですが、流れをぶった切るのもなぁと思い一気にひとつにまとめました。ページが長くてスイマセン(^^;;

最初にお断りを。

あくまで、これらはワタシの自己流です。
ですので何かトラブルが起きても、責任は一切負いませんので、皆さんは自己責任で作業して下さいませ。
※面白がって指を突っ込んで動かしたりとか、絶対にしちゃ駄目ですよ!

以上どうぞご了承下さいね。
また、これは手動ミルのお話で、電動ミルではありませんので、重ねてご注意下さい(^^;;

ではスタート。

●まずは、ミルをバラします。

バラすと、こんな感じになります。

番号の若い順に、

1.ハンドル類を止めるつまみ
2.ハンドル
3.5の調節ネジの空回り止めのストッパー
4.ワッシャーその1
5.調節ネジ(上下が有ったりします)
6.ワッシャーその2(その1より、分厚いです)
7.中心となる挽くパーツ
8.挽いた粉を貯める粉受け
9.ホッパー(豆を投入する箇所ですね)

※小さなパーツが多いので、失くしたり混乱(?)しないように、慣れない内は並べておきましょう(お子様やペットさんが居る人は、特に誤飲等にも注意)。

●次にお掃除します

珈琲ミルって、すごく珈琲豆の挽いた粉やら皮のかけらやらが、細かく貼り付いていたりするんですよ。

ミル部分、この辺りの箇所はグラインダーとか呼ぶ人も居ますが、この部分は猛烈に豆をすり潰しグルグルと廻る部分なので、余計に汚れが目立つ訳です。
そこで道具を使ってお掃除しちゃいます

 

ブロワーは粉を空気の力で吹き飛ばす道具ですね。カメラ屋さんやデパート等のカメラ関連を置いている売り場で見つかります。

ブラシは専用のブラシを購入するも良し、使えそうな形状の物をお店で買ってくるも良し。
ちなみに、ワタシはセコく(笑)、ダイソーさんで購入してきました。
これらはすぐに毛先がボロボロになるので、時折買い直すのが吉ですね!←ワタシは乱暴に扱うのですぐ潰す(汗)

汚れ落とし用と水洗い時用に数本あると便利ですよ。

さて、グラインダー部分(⑦、⑨)部分には使う度に、溝に凄く粉とか皮の細かくなったものが溜まりまくってしまいます。

これを先ほどのブロワーを使って軽く粉を吹き飛ばし、ブラシで溝などをガシガシする訳ですね。
使用後の歯ブラシなんかも良いかもですね。
※金属ブラシは激しく傷つくので使わない方が良い気がします(^^;;

●洗う(水洗い禁止のミルもあるので注意)

さて、自分的に「あっ、綺麗になったな」と思ったら、水道水で洗いながら改めて綺麗なブラシ等で軽くブラシで掃除します。
優しく、ね。
乱暴に洗わないのが珈琲好きとしての礼儀(笑)。

ミルのタイプ等によっては、「水洗い禁止」の物もあるので、水洗い可能かどうかはまず注意書き等をしっかりと読んで判断して下さい。

お掃除が終わったら、軽く柔らかい布で拭います

そのあと、下に塗れても良い大きめのタオルや布巾を敷いて、そこに並べて乾燥させましょう
完全に乾くまではそのままにしておきます
※神経質かも知れませんが、錆やカビ発生の原因は出来るだけ減らしたいと思うので。

慣れた人などは、ドライヤーで乾燥させる事もある様ですが…ワタシは余りお勧めしません
相手は金属です。加熱することで高熱を帯びてしまいヤケドの危険もありますし、急な加熱によるミルの金属部分への影響も心配ですし(^^;;

●注意!:お掃除したミルは「完全に乾燥し切る」まで、使用不可です。

●組み立てる

さて、乾燥し切ったら、お待ちかね(?)の組み立てです。

ページを遡るって頂くのも心苦しいので、バラした状態での全パーツの図もここに載せておきますね。
※クリックすると別ページで拡大しますので、見ながら作業が出来るかも。

 

最初に、パーツ「7」を左図の様にホッパー(パーツ9)の中央の穴に通し、下部から挿し入れます。

※クリックすると別窓で拡大します。

それ以外は、画像の右側の通り。
ワッシャーの入れる順番を間違わない様に注意

さて!
これで、全ての作業は完了です。
お疲れさまでした♪

ちなみにハンドルは、使用していく内にジワジワと「キィキィ」と音を出し始めます。
余りにも耳に痛いレベルになって来たら、握り部分とハンドル本体(金属部分)の間にオイル(食べ物を扱うので、サラダ油が良いかも)を少し流してやると良いかもです。
※大量に流すとエラい事になるので、つまようじ等を使ってちょっと付けてやる位で良いと思います。

●最後に

かなりの長文になってしまい、申し訳有りません。

手動の珈琲ミルは、だいたい似たような構造・パーツなので、違う種類のミルでもおおよそ作業可能かとは思いますが、メーカーによっては名称や違うパーツが含まれているかもしれません

…ですので、説明書やメーカーのサイトなどで、メンテ方法などを調べた方が安全かつ失敗なく作業できると思います。

珈琲豆の挽き具合は、「調節ネジ」を右左に回転させて決めますが、調節ネジから上のパーツを外した状態で回しましょう。

ネジが軸となる歯車型パーツ(7)をくるくると回して下部分まで持っていくと無茶苦茶細かく、上部にちょこんと載った状態だと物凄く粗くなりますんで、中くらいが良いかなと思います(^^;;

繰り返しになりますが…
あくまでワタシの自己流のお掃除方法なので…各自の自己責任でお願いしますね〜(^^;;

では、皆さん!
善い珈琲ライフを!(^^)